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山手線一周


 南からの暖かい風が吹き込み、春のよう。
神田川を遡って新宿まで。今回は山手線一周だ。新宿に到着して、代々木・五反田方面を目指す。代々木までは難なく進んだが、原宿に向かうために明治神宮を抜けようとしたところ、神域は自転車を押しても駄目と追い返された。流石と言うべきか、権威というべきか、神社はしっかりと悪しき伝統にしがみついている。しかたないので、山手線の内側を行く。

 原宿で山手線の外側に戻り、あとは難なく、五反田、大崎、品川と巡ってゆく。こう書けば簡単なようだが、道は山手線に沿っているわけでもなく。一般道や、路地裏道をつないでゆく。つまり、山手線を周回する自転車道などという結構なものはなにもなく、また、このような馬鹿なことを考えて実行に移す者など、この世に居ないということのようだ。



 山手線というのは、ご存じの通り、一周たかだか40km少々で、距離的にはなんということもないが、これを一周するとなると、いろいろな問題が出てくる。
 JR山手線には、29カ所の駅があり、新宿駅を筆頭に、全国でも最も乗降客の多いと云われている駅が目白押しだ。主な駅は、新宿、渋谷、品川、東京、神田、上野、日暮里、池袋などだ。当然、これらの駅周辺には人間が群がっている。

 つまり通行人に自転車をぶつけないように走るだけでも、そうとう神経を使う。また、山手線周辺は、とくに経済活動が盛んで、クルマやトラック、それにタクシーも多い。そのクルマに接触しないように走るのも至難の技だ。たいていの場合、左側に駐車中のクルマがあり、右側のトラックやバスの間にできたごくわずかの隙間をすり抜ける技となる。

 山手線に沿って、しかしなるべく通行人を避け、しかもクルマもかわしながら、山手線の内側に入ったり、外側に出たりと、とにかく忙しい。一番走りやすいのは、路地裏道だ。しかし、こいつがくせ者で、時として行き止まりとなる。こんなことをしていると、平均時速がどうしても落ちてしまう。新宿から反時計回りで新宿まで、一周ちょうど44km。時間は3時間半かかった。つまり平均時速は12.5kmだ。多摩を走っているのと大違いだ。特に信号待ちが多い。迂回もある。谷中の墓地を抜けられたのはラッキーだったが、最後は急な階段の「担ぎ」が待っていた。これもご愛嬌だ。

 山手線一周などという酔狂なことを一度はやってみたが、二度とやりたくないということだ。まあ、話題提供というところか。新宿〜東京駅間23km、東京〜池袋駅間15km、池袋〜新宿駅間6km、合計44km。総合計走行90km、6時間。(2006/02/10)



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