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和田峠と夕焼小焼の里


 夕焼け小焼けの里を抜け、和田峠を目指す。
 和田峠は多摩地域の西の端にあり、神奈川県との県境でもある。その標高は700bで、峠には高尾山(600b)から景信山(727b)、陣馬山(875b)、そして生藤山(990b)に至る「奥高尾縦走路」が横断しており、ハイカーも通る。
文字通りの奥多摩の山の中だ。この峠への登りは多摩地域でも、もっとも「激坂」と云われているから、この坂が登れないと、多摩の「パスハン」もやっているよと、人には言えない。だから、心臓の悪い人にはお勧めできない。
 
 快晴ながら少し靄があり、浅川の「ふれあい橋」から望める富士山は、この日は見えなかった。
和田峠までの最短ルートを地図上で割り出したら、浅川を辿るのが最も良いことがわかったので、浅川本流を遡り、南浅川を越えて左岸に渡り北浅川に入ろう。
 約1時間で湯殿川入口に着く(19km)。八王子市役所の前を通過し、松江橋で右岸に渡るが、その先の上壱分方町を抜けるのがわかりにくい。福祉園の前を通過したら、すぐに高尾と陣馬街道の分岐点の川原宿だ(33km)。川原宿からは交通は激減する。




 恩方1小前を通り、松竹橋を抜ける。その先を圏央道が横切っている。緩やかな登りが続き、夕焼け小焼けの里(39km)に着く。
 ここまでは何度も来ているが、紅葉にはまだ早く、立ち寄ることもない。前回(2004/03/05)は、夕焼け小焼けの碑がある神社への登り道で、オオタカがハトを食べた跡を見かけた。鳩の羽が散乱していたのを思い出す。このあたりには生態系の頂点のオオタカが暮らせる環境が残されている。

 すぐ先には浅川上流端(10:33、42km)の標識もある。和田峠への道は浅川の源流を辿る道でもあるのだ。
 峠に登る最後の4kmが15%ほどの急坂で、初めて訪れた(2001年11月)ときは標高600mあたりで敗退してしまった。あの時は心臓が飛び出すほどの激しい登りを体験したが、あと少しというところで息が切れたのだった。
 4年前のあの頃と比べ、体力もアップしており、知的走法もかなり向上している。体力を温存しながら、ゆっくりと登る。事前に最後の詰めをチェックしており、GPSにもポイント番号が表示されるので、心理的に平常心を維持できる。

 急坂登りではあと幾つコーナーを回ればいいのかと不安が増すものだが、今回はその心配をしなくてよかった。昼前に和田峠(46.5km)に到着。
 この和田峠ルートはロード系の人が、練習によく使っている。彼らはさすがに早い。途中で一人のローディーに抜かれたが、峠でも見かけなかった。彼は峠を西に下り、上野原方面に下っていったのだろう。



 和田峠は上川乗や景信山、高尾山への縦走ルートの基地となっており、峠の駐車場には、登山客の車が何台も止まっていた。小屋のオバサンがその車から駐車料金を徴収している。未徴収のクルマにはバンパー下の地面に空き缶を置いておくので、小屋の雑用をこなしながらでも取りはぐれがない。登山客の多くは手軽な陣場山を目指しているようだった。

 帰路は川原宿(59km)から高尾方面をめざす。町田街道と20号のクロス地点(63.5km)。ここから町田街道を下り、途中の京王多摩境駅手前でニュータウンに入る。そして尾根幹線を走り、多摩東公園を通過し戻る。距離は約100km。(2005/10/28)



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