●HOME ●自転車は楽しいよ  いろいろな自転車  自転車の乗りこなし
 自転車と道路  サイクリングの実際  自転車と健康
●近場のサイクリング  国内自転車旅  海外自転車旅

多摩川とその支流めぐり


多摩川サイクリング道路

 多摩川は多摩地域を代表する川である。休日ともなれば、多摩川サイクリング道路(通称「多摩サイ」)は、サイクリストで込みあう。
 「多摩サイ」は多摩川の河口から羽村、あるいは青梅あたりまで、信号にほとんど煩わされることなく走ることができるので、多摩川流域の自転車愛好家にとっては、またとないサイクリングエリアとなっている。仮にこの「多摩サイ」を河口から青梅あたりまで走れば、その距離は75キロほどあり、かなりのロングライドが可能となる。

 しかし残念なことに、サイクリング道路とは銘打っているもの、歩行者優先であることには変わりなく、自転車と歩行者とのトラブルも頻発しているだけでなく、自転車側の死亡事故も発生している。クルマに自転車がはねられるのではなく、自転車同士や歩行者との接触事故による転倒が原因のときもある。「多摩サイ」は流域の人々の共有の「散歩道兼サイクリング道路」なので、自転車側は十分注意して走ろう。

 そんな訳で、こうした「多摩サイ」の混雑ぶりを避けて、静かなサイクリングを求める人も多く、そして、それに十分に応えてくれるのが、多摩川の支流だ。特に、最大の支流である浅川は本流の多摩川となんら遜色ないほど、自然環境も豊かだし、サイクリング道路も充実(あえて「完備」という言葉を避けている点に注意)している。

 さらに、この浅川の支流にあたる川口川や、南浅川も自転車で走って素晴らしい環境が整備、または整備されつつある。
 もう一つの支流である秋川も素晴らしい。こちらの整備はまだしもの感があるが、それでも良い環境のとことろを選んで走れば問題ない。また平井川という支流も面白い。

 多摩ニュータウンには、大栗川や乞田川、そしてごく短いけれど太田川もある。乞田川はニュータウンを周回したり、境川方面に向かう場合の「自転車バイパス道」として走るのもよい。
 このうち、大栗川は比較的良く整備されているので、走りやすい。この川と尾根緑道(別名「戦車道」)を組み合わせば、変化に富んだサイクリングを楽しむことができる。

 ここに紹介するのは、こうした多摩川の本流と支流を組み合わせたロングルート「多摩川とその支流めぐり」だ。もちろんボクは何度も走っている。時間があれば、ゆっくりと川のある風景を楽しむことが出来る。



多摩川とその支流めぐり 2004/5/25

 多摩川の「多摩橋」(25km)から平井川沿いの「平井川南通り」を行く。平井川から台地に上がり、しばらく平井川と平行して走る。圏央道のICを過ぎて、平井川を左岸側に渡り返し、その先を左折。すこし急坂を駆け上り本宿小(32km)前に出る。あたりはあきる野台地だ。JR五日市線に沿って大悲願寺(35km)を経て、五日市駅(36.3km)に出る(このあたりJR五日市駅あたりまで、いくつかのサブルートが取れるし、どのルートも面白い)。五日市駅を過ぎて、蛇行する川や川原の風景が美しい秋川の「秋川橋」を渡り、小峰峠(39km)へ。ここからは今や廃道となっている「旧道」が、また素晴らしい雰囲気で迎えてくれる(旧道は都から地元に払い下げられ、ようやく整備が終わろうとしていて、ちょっとしたハイキング気分も味わえそうだ)。

 その先、ほんの少し秋川街道を南下し、今度は右折して高みに上がる。もう八王子市に入っているが、山寺などもあり、なかなかの雰囲気。道が尽きたら、秋川街道に降りて、高雄方面への分岐信号「上川橋」から2つ目の信号の先の「川口橋」(43.9km)から左折して川口川を左岸沿いに走る。そしてほぼ左岸を下り、浅川に近い信号「川口川橋」(50.6km)に着けば、浅川出合(51km)は目と鼻の先だ。

 浅川は左岸を「大和田橋」(52.5km)まで行き(あるいは八王子市役所から南浅川を遡上し、高尾手前の町田街道に入り、すこし坂を登り、北野街道へ左折、そして湯殿川の上流部の和合橋あたりから湯殿川を下るコースをとるとさらに面白い)、右岸に渡って湯殿川出合まで走る。今度は浅川を左岸に渡り、またどこかで右岸に渡り返して程久保川との出合(63.5km)まで進む。そして程久保川を約3キロはど遡る(右岸、左岸どちらでも良い)。多摩動物公園前を経て、元多摩テック(68.5km)への登りにかかる。その先のちょっとした峠を越えると、大栗川の流域だ。



 快適な下りを楽しみ、突き当たりを右に取り、次の信号を左折すれば大栗川との出合(71km)となる。そして、その大栗川を遡行する。ほんの数百メートルで川は分かれているのでルートを左岸に取り、大栗川沿いに進む。右岸沿いに進めば太田川をゆくこととなり、京王線南大沢駅方面にでることもできる。大栗川の左岸を忠実にたどり、多摩美大前を通過して、鑓水の尾根緑道入口(77km)に至る。

 これからは尾根緑道を行き、尾根幹線への降り口まで快適なグリーンのなかの曲がりくねった旧「戦車道」を楽しむ。左側に「尾根幹線道路」の標識が出てくるので、見落とさないようにして、スピードを控え目に下れば尾根幹線と合流できる(ここで降りないで、さらに真っ直ぐ進めば、さらに楽しい尾根道が楽しめる。この場合、町田市のクリーンセンターから図師に下り、並木から多摩NTに戻るとよい)。あとは尾根幹線の左側側道や歩道を行く。交差点「多摩東公園」(90.5km)を通過して、是政橋(96km)で多摩川の左岸に戻ることが出来る(約100km 5時間半)。

 このルートは湯殿川や秋川など横断するだけの川もあるが、これも含めて多摩の8つの川をめぐるコースだ。
 これに同じく多摩川の支流の三沢川や、左岸側の支流である野川も加えれば多摩12の川巡りもできる。それには、交差点「多摩東公園」から、是政橋方面に向かわずに、稲城に下り、稲城の中心部「稲城中央橋」で三沢川をつかまえて、あとはひたすら三沢川を下るのだ。

 勿論、多摩川との合流地点まで。合流地点に到着したら、多摩川の右岸を二子玉川まで下り、多摩川の二子橋を左岸に渡り、河原に降りて、今後は野川の合流地点から、野川を遡上すればいい。世田谷、狛江、調布、小金井、国分寺あたりまで行ける(この項を含む、「多摩12の川巡り」は、2005/03/12などで走破している。たどった川は順に…多摩川⇒平井川⇒秋川⇒川口川⇒南浅川⇒湯殿川⇒浅川⇒程久保川⇒大栗川⇒乞田川⇒三沢川⇒多摩川⇒野川。

 ほかに多摩湖と多摩川回遊ルート。 ⇒  多摩湖・多摩川回遊ルート

 多摩川の支流浅川ー陵南公園ー町田街道ー多摩NT尾根幹線ルート。
 ⇒  浅川ー多摩NT尾根幹線ルート




TOP