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津久井湖、宮ケ瀬ダム


●事故で自転車が大破 (2006/04/28)

 4月の不安定な天候の合間にも素晴らしい晴天がある。前日の雨、雷といった不安定な天候とはうって代わり、安定ししているが少し肌寒い。
 浅川から、湯殿川を経て八王子CCを抜け、城山に至る。さらに進んで、津久井湖への裏道を行く。津久井湖は何度訪れてもいい。特に北側はクルマも通らない山道で、眼下に緑の津久井湖と赤い三井大橋のコントラストが美しい。周辺の複雑な地形と台地上の民家のたたずまいは、いつ来ても絵になっている。

 また名手橋からは湖の北側の山腹の芽吹きがことのほか美しい。山腹の尾根は東海道自然歩道になっているが、そこから見下ろす湖も素晴らしいだろう。
 湖の南に回り込み、森戸地区から南へ抜ける峠の県道を走る。足ができるまでは、大変な坂だと感じたが、いまではなんともない。根小屋から長竹、そして宮前へと串川に沿ってゆるやかな道を走る。


 やがて、宮ケ瀬湖へのちょっとした登りとなり、虹の大橋を渡り、ビジターセンター前を通過する。ここは「道の駅」の雰囲気だが、以前来たことがある清川村だ。やまびこ大橋を渡り右折しトンネルを抜けた所のスポットで休憩する。宮ケ瀬湖は大きな人造湖だが、風景は単調だ。湖の水量はかなり低く、赤茶けた斜面が湖面を縁取っている。湖を後に柿の木平からは下りに入る。この豪快な下りがたまらない。別所温泉を横目に白山を大きく迂回すると飯山温泉だが、これも横目。もう厚木市だ。

 本厚木ゴルフ場から北上して、中津川を渡り愛川町に入る。続いて相模川の昭和橋を渡る。楽しいのはこの手前あたりまでで、相模川の手前からクルマの幅寄せを喰らったりすなど神経を使う。当麻からは相模原市だ。県立相模原公園を抜け、日産部品センター、北里病院を通過する。古淵でJR横浜線を越えれば境川だ。しばらく境川を遡上して町田の山崎団地に入る。

 鶴川街道を北東に取って、鶴見川手前まで進んだところで、突然、目の前に右方向からスクーターが突っ込んできた。スクーターの前輪と自転車の前輪がぶつかり、はずみでボクはスクーターを越えて宙を飛び、路面に落ちたのは仰向け状態だった。若い男性が「大丈夫ですか」といってきたが、「大丈夫なわけないだろう」とやり返し、突発事故の状況を読み取ろうとした。

 このあたりの鶴川街道は、クルマが多いところで、境川を下るとき、いつもこの道路の横断に悩まされることが頭をよぎった。青年は、この渋滞の隙間を狙って無理な右折をしたのだった。当時、ボクの真横にはトラックやバスなどが渋滞状態で並んでいたので、右折する青年からはボクは完全な死角となっていた。道路左端を走っていた自転車側としてはまさか真横からスクーターが飛び出してくるとは思わなかった。しかし事故が起きてしまった。ここまで95km、府中まであと10数キロのところでボクのサイクリングは中断を余儀なくされた。悔しい。


 すぐに110番した。しばらくして警官が一人バイクでやってきた。人身事故なら、パトカーか救急車だが、110番は事故状況により誰を現場に行かせるか、それなりの判断をしているようだ。110番したのが13:56だったから、その3分前の13:50頃、事故が起きたことになる。

 自転車は三角形のフレームは座屈で2辺が大きく変形し、前輪はフレームよりも後ろに食い込み、ハンドルが切れない状態となっている。大破だ。事故の衝撃を前タイヤとフォーク、それにフレームが吸収してくれたとも言える。お陰でボクは肩の打撲程度の軽傷で済んだ。

 青年は、この春、K大学鶴川キャンパスに入学した18歳で、福井県からだと分かった。田舎から東京に出てきて、田舎の感覚でスクーターに乗っていたとみえる。
 警官のアドバイスもあって、未成年の事故だから、保護者と話し合いをするようにと行って警官は調書を取って去って行った。
 青年にケータイで父親を呼びださせて、事故状況を話し、自転車修理代の弁償と帰宅のタクシー代の負担を約束させて、自転車を分解しタクシーのトランクに入れて帰宅した。

 この事故により、5月連休のサイクリング計画で自転車が使えなくなったのは残念だ。帰宅後、クルマで自転車店まで大破した自転車を運んだ。フレームとフォークの交換でまた乗れるという。自転車の部品交換はよく聞く話だが、フレームの交換は滅多に聞かない。クルマでいえば、シャーシーの交換に相当するわけで、それは不可能だ。自転車は修理の点でもあくまで省資源なのだ。


 ボクの自転車は特注品だから、フレームができるまで約2カ月待たされる。それまで自転車に乗れないのは辛い、ましてや連休の計画は目前だ。海外サイクリングを2度一緒にしたSさんが乗っていない自転車を持っていることを思い出し、電話したところ、乗れるようなら使ってと早速、貸してくれた。

 この自転車はスポルティフといって、ランドナーとロードバイクの合いの子のような、走りを重点にした自転車だった。彼はどのように細工してもらっても結構と云ってくれたので、ボクは自転車を分解して簡単に輪行できるかどうかを確認し、サドル、ペダルをボクのものと付け替え、さらにリアキャリアの付け替えに必要なネジ類を調達した。

 これで、予定通り、八ヶ岳横断と長野・群馬県境から甲府へのGWツアーにでかけられる。こうして、事故で中断された1日が終わった。

●2度目(2006/06/02)、3度目(2006/08/25)の宮ケ瀬湖

 事故で中断した津久井湖、宮ケ瀬湖のコースをリベンジしようと、2回続けて走り、どちらも完走している。事故に遭遇した鶴川街道を避けて、厚木から上溝、淵野辺そして図師に抜けるルートに変更した。約110km。このコースのハイライトは津久井湖周りと、そこから宮ケ瀬湖への道、そしてもちろん宮ケ瀬湖周辺と、そこから厚木までの豪快な下りだ。




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