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黒目川


 黒目川は全長約17キロで、野火止用水の南側をほぼ平行して流れ、新座市、朝霞市を経て新河岸川に流入している。昔は「来梅川」「久留米川」「来目川」などと呼ばれたようだ。
 源は小平霊園内の「さいかち窪」で、雑木林に包まれたその窪地は干上がっていた。小さな雑木林だった。霊園北口(11km)を出て、東久留米市側の新青梅街道を渡ったところで黒目川にかなりの水が流れこんでていた。

 さて黒目川に沿って進みたいところだが、川沿いに道はつけられていない。昔ながらの生活道路が、ときおり黒目川を横切っているので、そのたびに細い流れを見てみたが、たしかに豊かな水量ではある。そのうち道に迷って、出水川に出てしまった。新所沢街道にぶつかったので、野火止通りに出て、青葉1丁目交差点を右に折れ、しばらく行って団地内の遊歩道をたどり、黒目川に突き当たる。
 もう黒目川は両岸とも遊歩道として整備され、立派なたたずまいだ。右手から流れ、左手に向かっている。ちょうど野川のように整備されている。本邑橋あたりには東久留米西高が川に沿ってあり、高校生が黒目川でランニングをしていた。

 ときどきサイクリング道は消えて一般道になっている、これも野川のよう。大圓寺(17km)は一度来たことがある。すぐに西武池袋線をくぐる。約2kmほど行くと落合川との合流点だ(19km)。その先から埼玉県の新座市となる。このあたりからダートが多い、整備予算がつかないのか、東京都と埼玉の行政落差を実感させられる。



 関越道(22km)をくぐり、市場坂橋と出会うが、ここは橋の下に設けられているアンダーパスを行く。最後に階段があるものの安全だ。
 進行方向の右手…右岸側には小高い丘がある。この雑木林の中から、豊富な湧水が出るらしい。昔、天から降りてきた弁財天が、村人に世にも美しい琵琶を弾いて聞かせたという伝説から「妙なる音の沢」(妙音沢)と、名がついたという。
 新座市内では、黒目川は鋼矢板にはさまれている。準三面掘の川のようだった。朝霞市との境で川越街道に架かる新座大橋では道が途切れている。いったん河川敷におりて登り返す。さらに泉橋までは道がなく、河川敷か土手上の草つきを行くしかない。朝霞市の泉橋(27km)からは整備された「ふるさと歩道」を行く。朝霞市内も整備されていない。一般道とは当然のごとく平面交差で、この橋に上がる急坂があり、橋に乗り上げるために5cmの段差も控えている。土手道が途中でとぎれているなど、サイクリングには荒々しい道だ。

 そうこうしているうちに新河岸川(32km)との合流点に着く。進行方向のかなり高いところに荒川の土手が立ちはだかっている。
 あまりにサイクリストのことを考えていない黒目川を遡って帰るのはやめて、荒川を下り、都内経由で戻ることにした。荒川の広い広い河川敷の底を走る。和光市を過ぎ、板橋区の笹目橋だ(35km)。ついで17号線の中山道(39km)、北区の浮間(41km)、新荒川大橋(43km)を次々と越える。荒川は広大だが、単調で面白くない。おまけに風が強い。その強風下で芝焼きをしており、煙のなかのサイクリングも一瞬だが、あった。新河岸川が隅田川となる地点(46km)を通過。荒川と土手ひとつで仕切られている。河口から18kmの足立区新田を経て、扇大橋で丁度50kmとなる。

 荒川を西新井橋(52km)で離脱。荒川は約20km走行したことになる。都道461号線を千住・明治通り方面へ行く。途中のそば屋で休憩。
 墨田区の綾瀬橋、東向島交差点(58km)を浅草橋方面に向かう。本所3丁目(60km)で三つ目通りから春日通りを西に向かう。隅田川の厩橋(62km)を越える。御徒町駅(63km)、地下鉄湯島駅の天神下交差点から湯島天神の坂を登る。本郷3丁目(地下鉄春日町)から白山通りを左に折れる。外堀通りを走り、四谷経由で甲州街道に入り、新宿南口をすり抜けて都庁前へ(74km)。

 水道道を行き、環七を越え、神田川のオイスカ(79km15:07)のあるところで川沿いの歩道に入る。神田川を遡る途中、「隅田川まで19.5km、源まで5km」と杉並区の立派なキロポストが立っていた。高井戸で環八(83km)を越え、久我山から人見街道を戻る。(2004/02/05 95km 約7時間)

 黒目川と新河岸川の合流点から荒川サイクリング道路を約7キロ下ったところに、荒川と平行して流れている新河岸川にそそいでいる小河川がある。白子川だ。黒目川から荒川へでて、この白子川を遡上して戻るルートを走ってみた。
 白子川へは荒川土手から新河岸川の芝宮橋から入れる。白子川河口部は和光市と板橋区の境界となっていて、しばらく南西方向に進み、東武東上線を越えてからほぼ練馬区を南にむかっている3面堀の都市小河川だ。その東武東上線を越えて200b進むと白子橋があり、欄干に童謡「靴が鳴る」の詩が刻まれている。明治の童謡詩人、清水かつらが関東大震災後に白子村(今の和光市白子)に移り住んだことから顕彰されているのだが、ちょっとしたスポットとなっていて気持ちが安らぐ。その後、白子川は大泉インターの直下を流れているのだが、迂回しているうちに川を見失ってしまった。すこし先でようやく見つけて戻ることができた。

 遊歩道はこの先もほぼ川に沿って細々と続いているが、西武池袋線が川をふさいでいるので迂回させられるところもある。大泉井頭公園で修景された雰囲気の白子川だが、ここで途絶えている。
 旧河川敷を遊歩道にしたと思われるところを走り、南に方向を転じて、石神井川の富士見池、武蔵野市を経由して戻る。(2006/10/20 67km)



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