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奥多摩湖、風張峠



●4度目の風張峠(2005/04/26-27)

 風張峠は昨年の秋にも行ったので、これで4度目(3人パーティー)だ。今回は秋川CRから奥多摩、「むかし道」をのんびりと走ったが、新緑が眩しい。目が洗われるようだ。ウグイスもかなりうまく鳴けるようになり、耳も楽しませてくれる。こればかりはバイクの連中にはわかるまい。

 昨秋も泊まった「レイクサイド奥多摩湖」には、その時、知り合った渋谷からの仲良し4人グループの勇姿もピンナップされていた。2月に訪れたとか。
 風張峠手前の眺望は凄い、眼下の奥多摩湖はもちろんだが、春とは思えないクリアな空気で山並みがくっきりと見える。峠付近のサクラは終わったと思ったら、花芽を鳥がついばんだので、花が咲かずに4分咲き状態を迎えているという。でも、新緑がサクラへの期待を十分に補ってくれた。



 檜原村に入り、峠から徐々に高度を落としてゆくダウンヒルがたまらない。でも、あまりに素晴らしい光景をカメラに収めないで下るだけではつまらない。しっかりと桃源郷のような光景を目に焼き付けておこう。風張峠付近の気温は12度。「レイクサイド奥多摩湖」から風張峠まで20キロ、標高差600メートル。

●紅葉のころが最高(2005/11/04)

 このコースは奥多摩湖から標高1527mの三頭山の東側の尾根にある風張峠を越えて、数馬、人里、川乗など檜原村にある南秋川の流域を下って、五日市に至る本格的な山岳コースだ。
 コースはかつては有料道路だったところなので、完全舗装で特に急坂もなく、のんびりと楽しめる。そのかわりマイカーやバイクも来るので注意が必要だ。
 
 奥多摩駅着(8:03)。自転車を組んでスタート(8:20)。一人のサイクリストを見かける。
 快晴だ。多摩川の最上流部を氷川と呼んでいるが、氷川渓谷は深い谷底で、朝日はまだ届いていない。周りの山々の針葉樹が朝日に輝いている。多摩川にへばり付いている家々にも朝の光はまだ届かない。奥多摩湖まではトンネルが実に多い。約10本のトンネルを抜けるのが、少々煩わしい。
 小河内ダム(9:10、10km)着。峰谷橋(9:40、16km)。気温13度。


 都水道局の巡回車が奥多摩湖の水質チェックに回っている。湖面の色をサンプルと照合して「8番」などと云っている。抹茶色が8番で、相当程度に藻が生育している状態だという。さらに藻が繁殖して湖面が濃いグリーンになったら、水を上下に撹拌循環させて、藻を死滅させるのだと話してくれた。

 深山橋。三頭橋(10:00、18km、標高529m)。この橋を渡らずに青梅街道を直進すれば小菅を経て大月に行き着く。三頭橋からはすぐに奥多摩周回道路が始まる。昔は有料道路だったし、今も「周回族」対策のため夜間の通行禁止が続いている。三頭橋から風張峠までは距離14km、標高差617m、約2時間のヒルクライムである。

 奥多摩湖を見下ろす地点(10:20、標高620m)。奥多摩周回道路は9%の坂道をキープしており走りやすい。時速7〜8kmでのんびり登る。標高700m(10:30、23km)。標高770m付近でカエデの紅葉。戸沢橋付近だ。標高800m(10:44、25km)。標高900m(10:57、26.5km)。11時の気温11度。標高993mの月夜見駐車場。標高1000m(11:19、28km)。紅葉は標高1000mぐらいが盛りで、樹種によりカエデなど早いものから順に変容している。

 このルート、適期は11月初めから中下旬。紅葉を楽しむコースだ。
 月夜見駐車場からは、奥多摩町から檜原村に入り、風張峠まではこの境界をゆく。1100m(11:33、30km)。周回路はこのコース最高峰の月夜見山の山腹を巻いてゆく。風張峠手前の見晴らしの良いポイント(11:37、30.8km、高度1119m)を通過し、その後、風張峠に到着(11:44〜11:56、高度1164m、32km)。


 ここまでたいした苦労もなかった。峠は穏やかな陽が差し、嬉しい日だまりだ。ほんの少し、カラマツ、シラカバも見られるものの、カラマツはまだ色づいていない。奥多摩周回道路は路面状態がとても良いのでバイクや紅葉見物のマイカーも多い。
 下りは紅葉を楽しみつつも時速40kmの安全速度。途中、アキアカネの大群が道路上で乱舞しており、何匹かが顔に当たり痛い。檜原村役場前(12:54、57km、標高273m)を通過し、五日市駅に到着(13:14、65km、188m)。

 峠から五日市駅下の秋川の橋の標高が167mだから、約1000mのダウンヒルとなった。最高時速は54kmを記録。その後、小峰峠を越えて川口川から浅川に入り、帰宅(17:36、114km)。実走行時間は7時間。奥多摩駅から五日市駅まで61km、五日市駅から自宅まで49km。計110km。

●名残りのサクラ吹雪(2006/04/24)


 E氏と奥多摩駅まで輪行。針葉樹のなか、サクラがその存在感を見せている。奥多摩駅着8:02。
 自転車を組む。E氏はロードバイクだが、組み立てに時間がかかっている。
奥多摩駅発8:30。名残のサクラ吹雪のなかを行く。奥多摩湖のダムサイトでは都の水道局の職員と雑談をする。湖から望める風張峠の場所も教えてもらった。奥多摩周遊道路始点で9:30。

 ゆっくりと登り始める。ウグイスが初鳴きの練習をしており、ヤマブキ、ヤマツツジが目に鮮やかだ。10時の気温18度。八重桜、山サクラも同時に咲いている。
 谷川の清流が音をたてて流れている。それを聞きながらゆっくり登るのも楽しい。時折、バイクがけたたましい音をたてて登って行くが、彼らにはこのような体験はできない。ウグイスの鳴き声や、せせらぎの音を爆音で打ち消しながら通過してゆくだけだ。
 標高800mあたりでは枝垂れサクラもちょうど満開。ヒヨドリ、ヤマドリ、そしてシジュウガラも鳴いている。峠近くの月夜見山のソメイヨシノはまだ2分咲きだ。途中、2回ほど休憩をいれて風張峠着1147m、32.7km、11:50〜12:20。

 峠からの下りもやさしい。ヘアピンカーブもあるが、明るく道幅も広いのでなんの問題もない。都民の森や数馬の湯を過ぎて行く。奥多摩の観光地といった雰囲気もある。人里(へんぼり)や川乗あたりの山里の風景も特に美しい。人家と自然が融け合い、調和しており、花々が輝いている。

 檜原村役場の喫茶ルームでコーヒーを飲み、眼下に流れる秋川の清流を楽しむ。店主はなにもないけど水が美味しいところですと語り、この村は合併をしない道を選びましたとすこし誇らしげ。五日市に出て、川口川、浅川を経て、多摩川の関戸橋から左岸の多摩サイに入って帰宅。帰宅16:20、105km。奥多摩駅から自宅までは丁度100km。休憩もいれてかかった時間は8時間だった。E氏には、すこしきつかったかもしれない。

桜前線を追いかけて(2014/04/15)


 奥多摩湖から風張峠へと登り、檜原から五日市へと下るコースはお気に入りの定番コースなのだが、さくらの頃を狙ってみた。
 東京のさくらが散り終わり、若葉が出始めるころ、桜前線は奥多摩へと高度を上げてゆく。その桜前線を追いかけるかたちで東京のさくらを楽しむのである。
 今回は、鳩ノ巣駅で下車したら、案の定、駅前のさくらが満開で出迎えてくれた。
 奥多摩湖も湖畔は、さくらと湖面が美しく、対岸の斜面にも誇らしげにさくらが存在を示している。沢筋は大雪の残雪が雪渓となって残されている。雪とさくらのコラボだ。
 奥多摩湖を見下ろせる1100メートルの月夜見駐車場のさくらはまだ3分咲きにも届かない。


 風張峠付近の気温は16℃で暖かく、檜原へと下る期待が高まる。人里や川乗あたりの山里のさくらも、心を和ませる。五日市の手前、瀬音の湯あたりのさくらの風景が今年の見納めとなった。

 


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