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初の泊りがけサイクリング(第8回) 今回のルートをGoogle Map で見る


 第8回目は初めての泊りがけのサイクリング。空は晴れているものの春霞で、淺川から冬によく見えた富士山の遠望はまったくない。まず淺川の支流、湯殿川に入り、八王子にある片倉城跡のカタクリを見に行く。ちょうど盛りのカタクリに出会えてみんな感激。奥さんを連れてきたいというKさん。さらに湯殿川を遡上してから一般道に入り、相武ゴルフ場、相原十字路から津久井湖を目指す。
 三ヶ木を過ぎて道志みちに入る交差点でKさんが落車。車道から歩道へ上がろうとしたが、進入角度が浅く、前輪を取られてしまったのだった。段差を越える時は45度が丁度いい角度だ。90度だとショックが大きく、またリム打ちパンクの可能性もある。
 
 桜は満開、そのほかコブシなどいろんな花が咲いている。春爛漫だ。なかでも桜はルート沿いのどこにでも見られるが、道志みちの枝垂れ桜の巨木に見とれてしまう。青根原の「水源の里」あたりではツツジも咲き始めている。桜とツツジの競演だ。道志みちはアップダウンが激しく、上り基調だ。特に神奈川県と山梨県の県境の両国橋あたりが急な登りで、クルマも込み合っている。ここでTさんはついに押し歩き。
 朝の9時すぎに出発して、「どうし道の駅」に到着したのは午後3時。距離71キロ。少し戻って浸かった「道志の湯」はのんびりした山郷の湯で、時間が止まったよう。
 時間が1ヶ月もどったようなT山荘に到着。山荘の斜面にはフキノトウが顔をだしていた。本日の走行82キロ、平均時速15キロ、最高時速49キロ、所要時間5時間30分。
 Tさんはヤマメの塩焼き、アシタバ、フキノトウの天麩羅など、山の幸を振る舞ってくれた。夜はGPSで取得したトラックやポイントデータをパソコンに取り込んだり、パソコン上の「MapSource」というアプリケーションソフトで走行データを編集したりする方法について説明した。
 朝食には庭のフキノトウを摘んで、即席で作られた蕗味噌が出された。野趣満点でなんとも言えない苦みが堪えられない。北斜面には、なんとカタクリも顔をだしていた。
 出発前に、山荘のベランダで輪行のための自転車分解法の練習を行う(注)。
 帰路は下り基調なので、そんなに苦労はないが、それでもアップダウンはつきもの。津久井湖の北側の高台から津久井湖の美しい眺めを楽しんだ。参加者は2日間連続の70キロの走行でやや疲れた様子。71キロ。平均時速17キロ、最高速度55キロ。(2008/4/3-4)

 フォーク抜き輪行

 ボクの輪行スタイルは「フォーク抜き輪行」だ。
 タイヤや泥除けを取り外さないので、エンドを痛めることがなく、飛行機の貨物室収納時の乱暴な取扱いにも耐えられ、分解・組立に要する時間も短時間で済むというメリットがある。デメリットは荷姿がやや大きくなる点だ。  
 自転車が機内の貨物室のなかでつぶされ、部品が曲がってしまったなどという話が多い。外国の航空会社で、とくに乱暴に扱われることがある。ヨーロッパ線の「エコノミー」の場合、1人20kgの無料制限を自転車はギリギリクリアできる。自転車本体にリアキャリアなどを取り付けると重さは13.5kg。リアバッグは3.3kg。それに工具の重量約1kgも入れて総重量は18kg程度となる。
 自転車の梱包は乱暴な荷扱いでも壊されないよう、厳重に行う。痛めやすい個所は、フォークの先の「エンド」と、後輪のギア(ディレーラー)部分なので、まずハンドルをはずし、前輪タイヤや泥除けを外さないでフォークとともに抜いて、それをディレーラーをはさむかたちで後輪に重ねるように3個所をベルト固定する。後輪タイヤもつけたままのほうがショックを吸収してくれるし、空気圧は低めにしてバーストを防ぐ。ハンドルはトップチューブにかけてテープで固定、ペダルは輪行袋を破ることがあるので、はずす。ディレーラーにもエアキャップなどをはさみ、フレームやブレーキの角にもエアキャップをあてる。輪行袋に入れる前に全体をエアキャップで包み、輪行袋の上からもエアキャップを重ねる。最後に「Fragile」などのタグを張り、事前に宅急便で出発空港まで送る。




新緑に身を染めて走る(第9回)  今回のルートをGoogle Map で見る

 雨模様だが、海外旅行中のSさんを除いて顔が揃ったところで、雨の日の対策について話す(注)。
 
 きょうはあわよくばカタクリをまだ見ることができるかもと訪れたが、もう盛りが過ぎて多くの株から花は消えていた。代わりに新緑が眩しかった。浅川から日野に向かい、名残りの真光寺のカタクリの里に立ち寄り、多摩川を渡りかえして、昭和記念公園から残堀川を経て、野山北公園へ。ここのカタクリもすでになく、かわりに谷津を囲む美しい新緑のなかに大きな水芭蕉が咲いていた。
 さらに多摩湖自転車道の緑のなかを抜け、野火止用水、玉川用水を辿った。小金井公園を経て、身体の中まで新緑に染まる頃、見頃を迎えた武蔵野公園の八重桜がゴールとなった。(2008/4/17) 
 

 雨の中を走る

 雨の日は誰も走りたくないものだが、場合によっては走らなければならないこともある。ほとんど旅行中に起きるケースだが、宿泊場所や交通機関を予約している場合、さらに他のメンバーと落ち合う約束があるなど、色んなケースが考えられる。
 そんな時は、雨の中を走る用意が必要だ。傘をさしての走行はそもそも違反であり、また安全上問題もあり、この選択肢はない。「ポンチョ」と呼ばれている雨具もあるが、風に弱い。したがって上下に分かれた登山用のいわゆる「レインウエア」がふさわしい。しかし、これで雨は防ぐことができたとしても、やがて発汗で内部から濡れてくる。新素材だが、蒸れを外部に発散させるより発汗が勝るので、追いつかないのだ。長距離や上り坂では、どうしても濡れてしまうので、身体を冷やさないために、間違っても綿の下着を付けてはいけない。
 身体以外に重要なのは、バッグを濡らさないように工夫することだ。着替えを濡らすのもいやだが、それ以上にデジカメやその他の電子機器類の雨対策は大切だ。この対処法は、⇒「海外ツアーと取付けバッグ類」の項を参考にしてほしい。



恩田川を行く(第10回)  今回のルートをGoogle Map で見る

 連休も終わった久しぶりの晴の日、海外に出掛けたり、出掛ける予定で忙しいKさんとSさんが欠席して、今回は3人の練習日だ。
 第10回目ともなれば、自転車を走らせることについてもうほとんどマスターしてもらったようなものだが、ひとつだけ、大きな課題が残されている。それは「輪行」。「輪行」とは、自転車を分解するなどして梱包し、電車などの公共交通機関で移動することを指す。
 ヨーロッパなど、自転車先進国では、そんなめんどうなことをしなくても、自転車をそのまま電車に持ち込めるのだが、自転車後進国の日本ではそうは行かない。いちいち分解してケースやバッグに収納しなければならない。したがって、日本で広域的に、かつ効率よく自転車ツアーを行うためには、「輪行」のノウハウをマスターしておく必要がある。
 その前提として、「輪行袋」の用意が必須となる。輪行袋を準備してもらうことをお願いする。 

 本日のメインルートは恩田川を下るのだが、途中、町田の薬師池公園に立ち寄る。池を中心に新緑が輝いており、2メートルもあろうかというアオダイショウが、ひなたぼっこをしていた。この池の伝説の大蛇の孫じゃないかと話し合った。
 恩田川。町田市、本町田の今井谷戸付近に源を発し、JR横浜線の北をほぼ平行に、静かな住宅地から、横浜市の青葉区と緑区を流れ、鶴見川に合流する。
 川沿いには町田市のサイクリング道路があり、横浜市側にも、一部ダートながらサイクリング道路が続いており、流れに沿って12キロほどのサイクリングを楽しむ。
 中流部の町田市側は、桜並木の遊歩道が整備され、総合体育館あたりでは「恩田川桜祭り」も開催されるなど、花見の名所も3キロほど続いており、夏も木陰が涼しいコースだ。
 鶴見川の合流点で一息いれてから、都筑区を北東方向に抜け、早渕川を辿って勝田へ。さらに北東方面を維持して、多摩川を目指すが、川崎の新城あたりから「川崎堀」を辿り、「久地円筒分水」、「二ヶ領用水」、「三沢川」へと走った(65キロ)。「バラエティーに富んだコース」(Tさん)、「いつも考えられたコースを提供していただき感謝」(Mさん)などと好評だった。(2008/5/15)

 


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