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六郷用水跡をたどって羽田へ


 Mさんの案内で六郷用水跡をたどり羽田までの自走だ。Dさんは新調の青いランドナーでデビュー。クリートを外すタイミングが遅れさっそく落車。道行く人はたぶん転倒理由がわからないだろう。ボクも伊豆で同じことをやらかしたものだった。
 六郷用水は慶長の頃(1600年代)、今の大田区の六郷領を灌漑するために家康が行った公共事業だ。いまの狛江市和泉で多摩川から取水し世田谷を流れて全長30kmにわたり六郷や池上、大森あたりの農地を潤したという。5人は野川から丸子川源流に入り、黄色いアヤメやコウホネを愛でながら、途中、あの小佐野賢治のまるで森の様な豪邸の裾をなぞり、支那寺のような善養寺というちょっと変わった寺の榧の大木に驚いたり、歓喜仏を拝んだりした。等々力渓谷にも降り立ったが、国分寺崖線の南端とか。まさに都会のオアシスだった。

 六郷用水は、かろうじて保存されている細々とした流れと野菜などを洗ったと思われる「洗い場」と呼ばれている水貯めが所々に残されており、これらを巡って往時に思いをはせた。
 呑川沿いの池上本門寺にも駆け上がり、重文の五重の塔や力道山の墓も見た。羽田では穴守稲荷に詣でる。文化文政(1818年)の頃、羽田の新田開発にあたり波浪により防波堤に大穴があき破壊されたので堤の上に稲荷を祀ったところ被害が治まったというのが由来だ。それぞれ奥宮「お穴様」の「招福の砂」を戴いてポケットに収める。ここで名物蕎麦、穴子の「羽田盛り」を食べ、大いに満足する。帰りは多摩川左岸を戻ったが、兵庫島でSさんとバッタリ。ほぼ同じコースだったという。我々は60kmだった。(2005/5/20)




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