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びわ湖周回     2012/3/18-20

 念願だったびわ湖を周遊する機会に恵まれた。春特有の目まぐるしい天候や「春一番」も案じられたが、気象的には問題なく楽しめた。
 コース取りは東岸の彦根から北上し、逆時計回りに奥びわ湖、西岸、「びわ湖大橋」を経て、米原まで「北びわ湖周回」である。「びわ湖大橋」からの「南湖」は、開発や交通量の多さで敬遠、びわ湖の雄大な自然を満喫する200キロを越える旅となった。



彦根から余呉湖へ

 初日、気の合う4人が彦根駅に集まった。まず国宝天守閣の彦根城を訪れる。自転車をデポしてアプローチを登るが、天守閣はなかなか姿を見せない。約400年前の慶長時代に大津城から移築されたとされ、国宝の天守閣がびわ湖を背景に存在感を示していた。



 湖岸道路を北上すると、ゼッケンをつけた自転車の集団に紛れ込んでしまった。「びわ湖一周ロングライド」(148キロ)という初のイベントに参加した人たちだ。地元の愛好家だけでなく、遠くからの参加者もいて、4人は参加者と一緒に走っているうちに長浜市の豊公園に「ゴール」してしまった。ゴール付近で写真を撮っていた関係者が「違うかな」と云っていた。



 さらに走り続けて木之本から湖畔を離れ、余呉湖に向かった。途中で小雨に見舞われたが、50キロ走って余呉湖畔の民宿にゴール。全長16メートルの合掌造は天正時代に柴田勝家が栃の木峠に建てた茶店を移築したという。囲炉裏の間もあった。(3月18日)

粉雪舞う余呉湖



 余呉湖の朝は、小雪が舞っていた。残雪も所々に残っていたが、北陸の気象の影響で3月の雪に出合ったのは、ちょっとした驚きだったが出発前には止んでくれた。早朝の余呉湖を一周する。50人ほどの釣り人がワカサギを釣っている。寒そうだ。気温は2〜3度というところで、こちらも寒い。オオバンなどの水鳥が驚いて逃げて行く。

 奥びわ湖に戻り、賤ヶ岳トンネルを抜けてびわ湖最奥の「塩津港」を経て、唯一登りがある葛籠尾半島の「奥びわ湖パークウェイ」を登る。



 民宿のマスターは「自転車は無理」と云っていたルートだが、標高100メートルの湖面にたいして、最高地点は標高350メートル程度で、斜度もゆるい尾根道の楽しい登りだった。冬枯れの尾根道からは、乗鞍岳(865m)や三国山(876m)など福井県との国境の冠雪の山々が望まれ、奥びわ湖を見下ろす穏やかな光景とともに眺望を楽しんだ。

 半島突端の葛籠尾崎展望台も静まりかえっていた。ここから急降下して「大浦」、「海津」など、マキノまでの最も静かな奥びわ湖の雰囲気を楽しむ。



 マキノから安曇川、紅殻格子の残る高島を過ぎ、湖畔に大きな鳥居が建つ白髭神社に到着。ここは国道が通っているだけで、国道を横断して重文の神社本殿に参拝するのも命がけだった。
 2日目のゴールは近江舞子の民宿で、ここまで89キロ。立ち寄り湯への送迎付きで、近江牛のスキ焼きが出た。(3月19日)



びわ湖大橋から近江八幡



 近江舞子から、いくらも走らないうちに「びわ湖大橋」が見えてきた。大橋を登り、西岸の比良山系の雪山を眺めていると、クルマが通過する度に、なにか不思議な音が聞こえる。どうも音楽のようで、「びわ湖周航の歌」に聞こえる。路面のスリップ防止の刻みの間隔を微妙に変えて、曲が流れるようにしているのだ。



 近江八幡で、八幡堀や水郷の雰囲気を楽しむ。
 彦根を経て、午後3時前に、米原駅に到着。ここまで80キロ。3日間の合計は219キロとなった。


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