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碓氷峠越え本州横断


 東京から直江津まで本州を横断する魅力的なツーリング計画に参加することを決めた。このコースは人気があり、たちまち17人のグループとなり、なかには初心者もいて主催者も困る羽目に。

 ボクとKさんは、多摩方面から自走することを思いつき、9月15日(2012年)の早朝、荒川沿いを遡上した。太郎右衛門橋から熊谷を経由し、途中の深谷で、「近代日本経済の父」と云われる渋沢栄一の記念館に立ち寄り、彼の業績と博愛精神にふれる。すぐに利根川CRに入り、板東大橋の先の新玉村ゴルフ場で一息入れていた熊谷駅発の健脚グループに追いつく。ここまで112km。

 岩倉橋では休んでいた本庄駅発のグループとも合流し、昼食休憩後、力量に合わせて3班に分けられたA班のしんがりを務めて高崎、安中、碓氷川と走り、15時20分には磯部温泉に到着。ここまで149キロ。 磯部温泉は温泉マーク発祥の地だそうで、ひなびた面影を残しており、泊まった小島屋旅館もかなりレトロで楽しめた。

 大所帯のサイクリングでは、ロスト対策が重要で、5~6人のグループに分けて、時間をおいて走るよう徹底され、事故対策を含めて、すべてがうまく機能した。



 2日目は、朝日に輝く妙義山を愛でつつ、12キロ先の横川から軽井沢に至る碓氷峠を登る。昔はアプト式の鉄道で有名だったが、廃線になって久しく、横川では鉄道フアンを喜ばせる「碓氷峠鉄道文化むら」と峠の釜飯が有名。峠道の斜度は4%程度ながら、登りが14キロと長い。途中、登り口で浅間山がチラと姿を見せた。碓氷湖、旧鉄道橋の総レンガ造りの「めがね橋」を見ながらゆっくりと登る。



 標高963mの碓氷峠で距離は176キロ。下ることなく、そのまま軽井沢に入る。軽井沢は夏の賑わいが残っていた。散策する人や買い物客を尻目に軽井沢を真っ直ぐ抜けて、追分にある別荘村のS邸で釜飯の昼食休憩。ここからS氏も直江津へ。
 追分からは標高1000mの緑の高原を行く。小諸では高原野菜のレタス畑が広がり、その向こうに北八つも横たわっていた。
 その高原を駆け下り、海野宿へ。日本の道百選にもなっている海野宿は一般客も多く、伝統的な家並みが保存されていた。千曲川サイクリング道路を走って上山田温泉の亀清旅館では2メートルの白人番頭が迎えてくれた。ここまで239キロ。(2日目は90キロ走行)



 3日目の早朝、上山田温泉を出るとすぐ千曲川CRとなり、朝日に映える黄金色の稲が眩しい。たわわに実をつけたリンゴ園も見られた。松代大橋を過ぎ、須坂村山で千曲川CRは終わるが楽しく土手上を走らせてもらった。すぐに小布施(280キロ)で古い街並みを楽しむ。11時、飯山市内で300キロを越える。飯山城趾公園でおやきと栗おこわの昼食休憩。午後は涌井峠(583m)への登り。炎天下で気温は37度だったから、消耗は半端じゃない。数キロの登りをゆっくりとこなす。
 妙高市の新井通過は14時過ぎ。15時に上越市に入り、16時過ぎ遂に直江津海岸(350キロ)に到着。直江津の海は残暑のなかに碧くたゆたっていた。関川の河口で記念写真を撮ったあと一行と別れたが、サポートカーもありリッチなツアーだった。



 ボクとAさんは、関川河口から13キロ北の鵜の浜温泉に向かう。せっかく日本海まで来たので、海辺をすこし走って見ようという趣向だ。17時、鵜の浜温泉(363キロ)の旅館三景に着く。ここから日本海の日没を見ることができた。3日目の走行は124キロ。



 最終日は直江津まで戻って、海岸線を糸魚川に向かう久比岐自転車道(延長33km)を走る。廃線となった北陸本線の旧区間を利用して作られた自転車道だが、佐渡島、能登半島を望むことができる風光明媚なルートで短いトンネルも10個所以上あり、とても良く整備されている。途中に不動滝の名所もあり、日本海の風景を堪能できた。途中で400キロを越え、糸魚川駅到着は419キロとなった。(本日の走行は56キロ)。糸魚川からは在来特急で越後湯沢経由、上越新幹線で戻った。






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